膝の痛みが肝臓や腎臓の不調と関係している可能性があります。

東洋医学や漢方では、膝の痛みと内臓の不調が間接的に関係することがあると考えられています。


・腎臓:東洋医学では「腎」が骨や関節の健康を司るとされ、腎機能が低下すると関節の痛みや骨の脆弱性が増すと考えられています。

 • 肝臓:肝臓は血液の流れを調整する役割があるため、肝機能が低下すると血行不良が生じ、膝や他の関節に痛みやこわばりが現れることがあるとされています。


内臓の健康を保つことは、膝を含む全身の健康維持に重要ですので、生活習慣の改善も有効です。

膝の痛みは、軟骨のすり減り(変形性膝関節症など)がよく知られる原因ですが、脛骨(すねの骨)や腓骨(ふくらはぎ側の骨)のズレも痛みの要因になることがあります。これらの骨が正常な位置からずれると、関節の動きが不安定になり、周囲の靭帯や筋肉、腱に過剰な負担がかかり、痛みを引き起こすことがあるのです。

このようなズレが原因で痛みが出る場合、骨のアライメント(整列)を整える治療法が効果的です。関節マニュピュレーション(関節の位置を調整する手技)